母の旅立ち
今日の明け方、実母が穏やかに浄土へと旅立ちました。91歳の大往生でした。
昨年から特別養護老人ホームにお世話になっていましたが、コロナ禍により一度も施設に行くことは叶わず、先週、弟夫婦の計らいでLINEのビデオ通話で話すことができたのが最後の会話となりました。
父もそうでしたが、私の音楽活動についてはあまり快く思ってくれなかった母でしたが、ある意味、それもエネルギーとなり、結果として、合唱人としての今の私があるものと思います。
戦時中は熊本の軍事飛行機工場で働き、熊本大空襲では命からがら逃げて、父と結婚後、5人のいずれも男子に恵まれたものの、長男は8歳で、三男は生後直後に、いずれも私(四男)が生まれる前に先立たれるなど、波乱万丈の人生でした。
10年前に先立った父と、これからまた仲良く、私たちを見守ってくれるものと思います。
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