悲喜こもごも
合唱コンクールシーズンが本格化し、なかなか更新作業が出来ない状況でした。この間、さまざまなことがありましたが「悲」「喜」でそれぞれご紹介します。
「悲」その1…まず、全国童謡歌唱コンクールのテープ審査合格の一報が届かなかったこと。九州ブロックは15日(木)には合格者への電話がなされているらしく、現段階で何の連絡もない我が家は「落選」のようです。私たちの力不足が第一の原因だとは思いますが、我が家が目指している演奏スタイルが、コンクールに合わないかも…とも感じています。昨年の九州ブロック大会でも「歌唱」では引けをとらなかったと自負していますし、加えて今回の応募音源は、課題であった童謡の「楽しさ」もしっかり伝えられると思っていた「自信作」でした。応募した2曲とも「アカペラ」だったことから、主催者や審査員に童謡コンクールというより「アンサンブルコンテスト」向きだと判断されたのかもしれません。それでも「歌唱コンクール」と銘打っている大会だけに、期待していましたが、結果として空しさが残ります。もちろん、こういう台詞を言えるだけの実力が伴っていないことは重々わかっているので、来年は、受験を迎える息子以外の三人で、もしくはソロで、再び挑戦することになると思います。でも正直なところ、このコンクールへの参加意欲が萎えてきているのも事実です。
「悲」その2…昨日、今日と熊本県合唱コンクールでした。昨日は高校部門に子どもたちが参加しました。長女が出場した「女声コーラス」は、私の直前予想を上回る銀賞、そして長男が出場した「グリークラブ」は銅賞でした。そして、今日の二日目、私が指揮・妻と子どもたちが歌い手で出場した一般部門「甲佐グリーンハーモニー」は銅賞でした。私が欲しい音、発音は出来ていたのですが、残念ながらパート間の「バランス」で上位団体にかなわなかったものと思います。これまでにない厳しい練習に団員の皆さんが必死に応えていただけに、もっと上位に持っていけなかったことは指揮者として反省しなければなりません。それにしても、熊本の合唱コンクールで九州大会への切符をつかむことは、特に一般部門では至難の業です。それでも、これからも挑戦は続けたいと思っています。
「喜」その1…先日発行された全日本合唱連盟機関(季刊)誌「ハーモニー」に3月の声楽アンサンブルコンテスト全国大会が紹介されています。九州支部のページでは私の寄稿も取り上げていただきましたが、大会審査員の羽根功二先生の文章では、一般部門に関してロシアから参加した団体と「家族コーラス『左座家』」の2団体だけが紹介されていて、驚きました。さらに全日本合唱連盟ホームページでの「ハーモニー」紹介文でも、「家族コーラスあり、海外からの参加あり…」と紹介いただいており、うれしく思います。
「喜」その2…今日行われた熊本県合唱コンクール二日目、職場部門に出場した熊本県庁合唱団は、5年連続の「金賞」を受賞しました。さらに、今回のコンクールの高校・大学・職場・一般の各部門全体で最も優れた団体に贈られる「全日本合唱連盟理事長賞」を熊本県庁合唱団が受賞しました。もちろん、過去2年間の受賞団体である「熊本県立第一高校」「合唱団Le Grazie」は対象外ですが、とても価値のある大きな賞であることは事実であり、指揮者として大変光栄なことです。団員の皆さんの並々ならぬ努力の賜物と思います。今年こそ、悲願である全国大会出場、さらには今年の私の目標である「全国大会金賞」を目指し、団員の皆さんとともにさらに努力を重ねてまいりたいと思っています。
ということで、さまざまな疲れが蓄積しています。しっかりと休養し、さらなる飛躍を期したいと思っています。(zi:zi:)
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コメント
熊本県庁合唱団のみなさま金賞並びに理事長賞受賞ほんとうにおめでとうございます。ご一報を拝見してワクワク・ドキドキしてきました。佐賀で皆さんと会い見える日を楽しみに致しております。
投稿: 18BKMC-A.UEHARA | 2010年7月19日 (月) 10時29分
A.UEHARAさま、コメントありがとうございます。
十八銀行さんも昨日は金賞受賞おめでとうございます。
佐賀での九州大会職場部門は、昨年までよりも熱いステージになりそうですね。お互い頑張りましょう。
投稿: zi:zi: | 2010年7月19日 (月) 10時47分
金賞受賞おめでとうございます。息子さんの男性ハーモニー素晴らしかったと思います。息子さんの学校と合同練習などできるといいなあと思いました。
私は、皆さんの大大大ファンなので今後の活動を大変楽しみにしています。コンサートにも足を運んでみようと思います!
頑張ってください!
投稿: 奏唱 | 2010年7月19日 (月) 17時05分
奏唱さま、コメントありがとうございます。
N.Telferは、緊張もあったと思いますが、もっとホールの響きを生かせれば、違う結果がでたのでは?と思います。
合同練習については、息子に伝えておきます。
私にとって「全日本合唱連盟理事長賞」は一生縁のない賞だと思っていたので、結果を聞いたときは驚きました。
難曲に取り組んでいますが、団員の皆さんが忙しい中に必死に音取りに取り組んだ結果だと思っています。今年は、何とか全国に行けるよう頑張ります。
投稿: zi:zi: | 2010年7月19日 (月) 20時52分
5年連続の「金賞」おめでとうございます。
継続して高いレベルを保つことは大変だと思います。
よき仲間と、強い探究心の結果だと思い嬉しく思います。
投稿: トミー | 2010年7月23日 (金) 23時01分
トミーさま、ありがとうございます。
県大会で想定外のご褒美をいただきました。これを糧に、今年こそ悲願達成できるようさらにがんばります。
一方、童謡は残念ながらテープで落ちてしまったみたいです。東京へ行って、ぜひ生で聴いてもらいたいと思っていましたが…。
投稿: zi:zi: | 2010年7月24日 (土) 03時08分
こんにちは、以前 家族で音楽しています とお話したものです。私も今日童謡コンクールの不合格通知受け取りました。とても残念ですがなかなか連絡が来ずダメだったのでしょうと思っていたのでやっぱりという感じです。でもまた来年挑戦しようと思っています。音楽も歌も楽しいですもんね。。
投稿: ピーナッツ | 2010年7月24日 (土) 17時43分
ピーナッツさま、コメントありがとうございます。
我が家にも昨日、落選通知が届きました。
来年は、ぜひお互い次のステップに進めるといいですね。
投稿: zi:zi: | 2010年7月25日 (日) 12時08分