至高の一日でした。
昨夜は、甲佐グリーンハーモニー事務局長のお父様の25回忌の法事でした。事務局長の叔母さまは小林秀雄先生の奥様で声楽家の小林久美先生。事務局長のお父様もかつて甲佐で合唱団を結成され、活動なさっていたということもあり、法事の中で、合唱を披露することとなりました。木下牧子さんの「夢みたものは」「鴎」に続き、作曲したご本人の前で「落葉松」を歌いました。私としては、作曲した先生の前で指揮するという、極限状態でかなり緊張したのですが、故人を偲び、精一杯演奏しました。小林先生も感激されたご様子で、故人との思い出と私たちの演奏が重なったようで、涙ぐまれる場面もありました。私たちの演奏で、(特別のシチュエーションであったとはいえ)作曲者ご自身が涙を流されたという、大変感動的な瞬間でした。続いて、先生のピアノソロによる「落葉松」の披露もありました。
法事の後、小林先生とゆっくり杯を交わしました。音楽の真髄に迫る話も団員全員で聴くことができ、また、今後の活動についての貴重なヒントもいただきました。幸せなひとときでした。 (↓写真は、左からユーゲント・コール委員長、私、小林秀雄先生、甲佐GH会長…すごい4ショット…)
さらに盛り上がってしまった私たちは、先生のピアノを生で堪能。さらには、私も2月の中田喜直記念コンクールで歌った「落葉松E♭版」を先生のピアノで歌わせていただき、さらには夫婦で「めだかのがっこう」を先生のピアノで歌いました。
最後は、私の指揮、小林秀雄先生のピアノで、団員みんなで「落葉松」を熱唱!なんと、作曲者ご自身のピアノで、独唱、そして指揮をするという、至福のひとときを過ごすことができました。さらに小林先生ご夫妻には、甲佐グリーンハーモニーの今後に向けての多くのヒントをいただきました。両先生の一言一言を決して忘れることなく、これからさらに精進を重ねてまいりたいと思っております。本当にありがとうございました。(zi:zi:)
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