熊本県吹奏楽コンクール その２

結局、昨日も今日も、最初の演奏は会場に入れずスピーカー越しでしたが、それも含めて、高校のすべての演奏を聞かせていただきました。

私が吹奏楽に明け暮れていたころとは、取り上げられる作曲家の流行りも変わり、また県内の勢力地図も変化しているようです。でも、すべての演奏にそれぞれ伝わるものがあり、大変勉強になった二日間でした。出演された皆様、そして関係者の皆様、ありがとうございました。

ただし、ごく一部の観客のマナーの悪さに気分を害したケースも何回かありました。

ちいさい子どもを同伴するケース…子どもが不意に声を出したり泣き出すのは当たり前。でも、それが演奏の緊張感を台無しにしてしまう。保護者・親戚の方と思いますが、もう少し出演者や周りの観客のことも考えていただきたかったです。ましてや、出演を終えたと思われる高校生が他団体の演奏中私語をしたり移動したりしているのには唖然としました。演奏者であれば、自分たちが一生懸命演奏しているときにそういうことをされたら不愉快なはず。どうしてそのことに気づかないのか…残念な思いもしました。

そのほか、三脚とビデオカメラを持って堂々と会場入りする保護者の方も含め、所詮、係を増やして取り締まるしかないのでしょうか。感動と同じくらい、残念な思いが残った二日間でした。（ｚｉ：ｚｉ：）